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ゲームの舞台
季節は夏。山間の人口の少なく寂れた泰平村。

■穂積市
・俊弥、智美の生まれ育った街。
・人口100万人ほどの海に面した大都市。
・市の南側の海岸近くに「穂積グローランド」があり平日も賑わっている。

■泰平村
・穂積市の外れから山奥への単線電車で1時間、日に数本しかないバスで1時間ほどの所にある。
・人口は、100人以下、子供は10人ほどしかいない。
・はるか昔、世を乱す神「夜凪焔(やなぎのほむら)」に怯える人々が身を隠す為にここに集まり村となった。
・村のほぼ中央に「泰平神社」がある。深月、澄河の生まれ育った村。

■泰平神社
・夜凪焔を自らの体に封印した男「那倭代尊」と小太刀「降天平」を祀った神社。
・神社の巫女は代々「お告げ」を賜る力を持つ。
・御森一家は、社と隣り合って建つ家に暮らしている。
・9年おきに「大祭」が開かれ、そのときばかりは村の外から人がやってくる。


▲何本もの大きな尻尾を持ち、それが幾つか纏まり合って沢山の触手へと変化する。

■外見
・体長2メートル強。
・二足歩行が可能。
・役割の異なる何種類かの触手を持つ。
・体格等によって外見には多少の個体差がある。
・攻撃用の腕を別に持つ。

■能力
・生殖能力はない。
・触手の先から白濁した分泌液を放出する。この分泌液は、人間に対して「媚薬」として作用する。
・食欲を満たすために、人間を捕食する。
・触手から人間の精を吸うことによって糧を得る。
・自然治癒力が高い。切り傷ならば数分で癒着、部位に関わらず身体が半分ほど残っていれば
 数日で復元できる。
・塵になった人間は、意識はあるが行動支配権はない。
・ 「魅言(みこと)」に従えば従う程、人間の意識が単純化かつ曖昧化し、人間に戻る事を困難にさせる。

■塵になり得る人間の特徴
・病気に対する抵抗力、治癒能力は高い。
・身体のどこかに「印」を持つ。
・青年期が普通の人間より長く、その分長生きする。
・「活動期」以外は塵にはならない。
・塵になるとき、身体の急速な変化が、動悸・息切れや痛みを生む。
黒青辞書
「穂積グローランド」
・穂積市の海外沿いにある巨大テーマパーク。

「夜凪焔(やなぎのほむら)」
・はるか昔、泰平村周辺を暴れ回った化け物。
・人間をひと飲みにできるほどの大きな身体と紅い毛を持つ。
・暴れ回る姿が、宵闇を焦がす炎に例えられてこの名が付けられた。

「那倭代尊(なわしろのみこと)」
・神代の時代「夜凪焔(やなぎのほむら)」を「降天平(ふるあまつたいら)」を使って自らの身体に封印した呪術師。

「降天平(ふるあまつたいら)」
・「那倭代尊(なわしろのみこと)」が「夜凪焔(やなぎのほむら)」を自分の身体に封印する為に用いた剣。
・「泰平神社」に奉られている。
・剣の力を使おうとする者に試練を与え、それを乗り越えた者だけが使いこなすことができる。

「活動期」
・塵になるうる時期。
・泰平神社の「大祭」と重なる。

「魅言(みこと)」
・塵になっているとき、人間の意識に直接語りかける。
・人間の欲望を的確に刺激し、自ら従わせようとする。

「印(しるし)」
・「鍵」を持つ者の印。

「鍵(かぎ)」
・「夜凪焔(やなぎのほむら)」の封印。

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