White Blue

主人公、京太は、交通事故で大怪我を負い、入院先の病院で看護師となった植草ひばりと
再会する。ひばりは、学園時代クラスは違うが同学年で、ほのかに行為を抱いていた相手
だった。落ち込む京太を励ましつつ慰めるひばりと急速に恋愛に進展していくが、恋愛に
不慣れな京太は、衝動的にひばりの身体を求めようとしてしまい玉砕。
両者の関係は一気に気まずくなってしまう。
そんな中、リハビリ医の久米が声をかけてくる。
「一生、自分の足で歩けなくなるというのがどういうことかわかるか？
　彼女は僕の天使だ」
玉砕したあの時、病室では二人きり、周りに人の気配もなかったはずなのに…。
なぜ久米はそんな言葉をかけてくるのか…京太は困惑する。
これをきっかけに、無垢なひばりを取り巻く獣じみた悪意に気づくことに－。

Dearest Blue

気が強くてなんでもそつなくこなす「鳳理央」は、誰もが憧れの目で見る高嶺の花的な
存在。そんな彼女だが、世間知らずで一本気な性格を幼馴染である主人公「高塚真守」は
知っている。
今秋、碧ノ葉学園のミスコンで、理央が優勝したことをきっかけに、理央の父が懇意に
している芸能事務所の目に留まり所属となる。
理央本人は芸能界を警戒していて消極的だったが、真守の何気ない一言で芸能界へ
デビューすることになった。しかし、このデビューは仕組まれたもの。
下衆な金持ちの余興として、無垢な少女をアイドルに仕立て上げて、誰が落とすか
競い合う『サクリファイス』が定期的に開催されており、理央は今回の贄にされた。
理央の芸能界デビュー後、真守は謎の男から「サクリファイス」の存在を知らされる。
真実を知った真守は、理央を守ろうとするが、数々の悪辣な手口に翻弄される…。

HUNTING BLUE

付き合って半年、遊園地の観覧車で、やっと俺達はキスをした。
主人公・高山直斗と同級生の風城由梨香はカップルとして通過点を無事に超え、
照れながらも手をつないで帰宅をするとそこには由梨香のおじいさんが待っていた。
まだまだ由梨香の誕生日は先なのに、プレゼントを渡すおじいさん。
中身はおそろいのスマートフォンだった。
家に帰ってスマートフォンを弄っていると奇妙なアプリが目につく。
起動すると、そこには謎の文章が浮かび上がった。
『ようこそ、選ばれし者たちよ。これより、ここに【風城由梨香争奪戦】の開催を
　宣言する』
『最初の指示は、由梨香とキスをする事だ』
恋人である由梨香をターゲットにした争奪戦の内容に驚愕する。
悪い冗談であって欲しいと願いながらも　俺は由梨香を守り抜く決意をするのであった。