[真田] 「ほんとにいやらしいよな、お前って……信じられないよ、結婚式の後に……くく、くくくくく……」
[比奈] 「ち、違いますっ……あ、あっ、はう、ふはあっ、はあ、あ、ああっ……ち、力が抜けて……
んっ、んんんっ、熱く……て……溶けちゃいそう……」
[比奈] 「はっ、はあ、ん、ああん! ひゃっ、うっ……はあ、はあっ、ああ……晃司……さん……ん、くう……!」
霧斗くんとはまったく違う、女の身体をよく知っているのであろう動きと、卑猥に意地悪く責め立ててくる低音の
言葉。 初めて付き合った男の人、今日から夫になる恋人とはまったく違う律動を刻む行為に、私はいつしか
夢中になっていた。
[比奈] 「あんっ……晃司……さん……ん、む、んっ……はあ、はあっ、ん、くうっ……あ、
んっ……あ、んぐううっ……」
[真田] 「ん、っ……」
小さく震えながら首をひねって、自ら望んで晃司さんの唇を塞いでいく。
[比奈] 「んちゅっ、はあっ、ちゅ、あ、あっ、はあ、はあっ、んんんっ……ちゅ、んぐ、うっ……あ、っ……」
[比奈] 「あふうっ、あ、ああん……! むぐぢゅっ、ちゅ、はふうっ、ちゅ、んぐっ、ん、あ、あ、んんん……!」
[真田] 「ちゅ、はあ、んぢゅっ……くく……ちゅ、ん、はあ、ちゅ、んんっ……」
キスを仕掛けたのは私なのに、すぐさまぐっと押されて唇を割られ、よく動く舌に頬の内側をぐちゅぐちゅと
這い回られてしまった。
[比奈] 「ひううっ、ふぐ、むううっ、んぐぢゅっ、あ、あっ、はあ、はあ、ちゅぐ、むっ……ぢゅ、ちゅっ、
はあ、あ……あっ……」
[比奈] 「はむううう……んっ、ふあっ、はあ、はあっ……ちゅぶ、んぐぢゅっ、あ、あっ……むぐふうっ……!」
熱くくねる舌は私の舌へと絡みつき、喉奥にまで侵入してこようとしている。
私も負けじと舌を伸ばし、ちゅくちゅくと弾けるような水の音を立てながら顎を動かし首を揺らしてみるけれど、すぐに全身がガタガタと震え始めてしまう。
[比奈] 「あむうっ……んぐうっ、は、入ってるだけでも、気持ち……ひ……ひいっ、ああっ、中で、動いて……」
[比奈] 「あ、あはぁあ……ん! あっ、あっ、ふあっ、く、むぐ……んぢゅっ、うっ、あっ、ひぐむう……ん、う……!」
ドプリと、膣奥に溜め込まれていた蜜が溢れ出していく。
愛液は私の肛門までを濡らして、下にいる晃司さんの下半身へと滴り落ちていった。
グヂュグヂュと粘ついた音が高まるにつれて、晃司さんの動きもどんどん激しくなってくる。
[比奈] 「あひいっ、んはっ、あ、あふうっ! やあっ、ああ、あ、あぁあ……!」
[比奈] 「く、うん……! あはあっ、あ、ああ……ん! いいっ、いいの、晃司さんっ……ひ、いいい……!」
グヂャッ、グヂャッと媚肉が叩かれ混ぜ返されて、膣奥全体が蕩け出してしまいそうなほどに熱い愛液が
とめどなくほとばしり落ちる。もう、ここがどこなのかもわからなくなってきていた。自分が何をしているのか
何て、もっと前からわからなくなっている。
[比奈] 「あひ、ああんっ、う、くう! 気持ち、いいっ……いいの、晃司さん、
もっと、もっと奥まで突き上げてっ……」
[比奈] 「あっ、ふはあっ、あ、ああぁ……んああん!
い、くの……うっ、あっ、イきそう……あ、あっ……うああああ……!」
はしたなくよく響く嬌声を天井、床、壁に反響させて、下から突き上げられ自らも求めるようにお尻を上下させ
腰をくねらせる。やがて我慢ができなくなって、首を伸ばし顎を上げて、私は叫んだ。