平穏な街で起きた、猟奇殺人事件。
それは残忍な犯行を繰り返す殺人鬼が、ついにこの街に来たことを表していた。
そんな街に住む学生の一人、鴻守宗(コウモリ ソウ)は、ある夜その連続殺人鬼に出遭ってしまう。
見えない爪を振るい、宗に襲いかかる殺人鬼。
とどめを刺すべく殺人鬼の腕が振り下ろされたその瞬間、
一陣の風と共に、彼女は現れた――